たのまなと資格の大原の医療事務講座6つの項目で徹底比較！料金・合格率など

医療事務の通信教育で「たのまな」と「資格の大原」を、下記の6つの項目で比較しました。

1. 料金
2. 教材内容
3. 受講サポート
4. 目指す資格/合格率
5. 資格取得後のサポート
6. 選ばれる理由

料金だけでなく、教材・学習サポート・資格取得後の就業サポートまで含めて比較しているので、講座選びのヒントにしてください。

「たのまな」と「資格の大原」を6つの項目で徹底比較

「たのまな」と「資格の大原」を料金で比較

資格の大原とたのまなの医療事務講座の受講料だけで比較すると、1,400円ほど資格の大原が安くなります。

ただ、初めて資格の大原を受講する場合は入学金が6,000円かかるので、トータルでは4,600円高くなります。

ちなみに当サイトで紹介している医療事務の通信講座の受講料は平均で「40,364円」です。

たのまなは平均価格帯より安い料金設定となっていますが、資格の大原は入学金が必要の場合は平均よりも高くなります。

受講料については教育訓練給付制度の利用できますが、資格の大原医療事務講座（通信コース）は対象外となっています。

教育訓練給付制度とは

【教育訓練給付制度とは】
一定の条件を満たした方が厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、支払った学費のうち20％（最大10万円）が支給される制度です。

たのまなは、医療事務講座は教育訓練給付制度の対象講座となっています。

教育訓練給付制度の利用で最大20%が支給されるので、対象となる方はよりお得に受講することが可能となります。

教育訓練給付制度を利用した場合に支払う料金について試算してみました。

教育訓練給付制度を利用すると両社の差額は【12,200円】です。

教育訓練給付制度が利用できると、2割引きと同じなので費用負担が少し楽になりますね。

料金比較するときのポイント

資格取得の通信講座を選ぶ場合、受講料だけで比較すると失敗する可能性があります。

やはり教材やサポート体制・資格取得後の就活サポートなども含めてトータルで、どちらの講座が資格取得に向けて適しているのかを判断しましょう。

それでは教材やサポートについても比較していきたいと思います。

「たのまな」と「資格の大原」を教材内容で比較

たのまな医療事務講座の教材内容

• 医療事務テキスト1：マナー接遇/医療保険制度のしくみ
• 医療事務テキスト2：診療報酬請求事務/レセプト作成
• 診療報酬・完全攻略マニュアル：診療報酬点数表の複雑な規定を一覧表にまとめた速解マニュアル
• カルテ例題集：頻出される項目をピックアップしたカルテ例題
• 医療事務講座添削問題集：試験に直結した添削課題。過去の出題傾向を分析して作られています。

資格の大原医療事務講座の教材内容

資格の大原の医療事務講座の教材の特徴は下記になります。

• テキスト：1冊に要約された使いやすいテキスト
• 問題集：厳選された問題で理解度アップ
• 過去試験＆対策問題集：本試験を徹底分析した対策問題で本試験対策もバッチリ
• 点数表：2級の学習から使用します
• ２級添削問題

「たのまな」と「資格の大原」を学習サポートで比較

「たのまな」と「資格の大原」を目指す資格で比較

医療事務認定実務者（R）と医療事務検定試験は、どちらも医療事務資格の中では比較的難易度の低い試験となっています。

どちらも業界未経験の方や初めて医療事務に従事する方に向いている資格となっています。

医療事務認定実務者（R）の特徴

医療事務認定実務者（R）は医療事務資格試験の中では、比較的難易度の低い試験となっています。

2016年に開設された比較的新しい資格であり、医療事務業務における「接遇・マナー」など受付業務に必要な知識を重点的に学習します。

業界未経験の方や初めて医療事務に従事する方に向いている資格となっています。

医療事務（医科）能力検定試験2級の特徴

医療事務（医科）能力検定試験2級の出題範囲は、「診療報酬明細書(外来)を作成するために必要な知識」となります。

医療事務系の資格の中では「中級～やや高いレベル」という難易度の試験となっています。

主な就職先は外来の患者さんに応対する「クリニック・医院・診療所」などです。

入院設備のある医療施設（総合病院/大学病院など）で勤めたい場合は、（医科）能力検定試験1級の資格取得が必要となります。

「たのまな」と「資格の大原」を資格取得後のサポートで比較

たのまな就業サポート

たのまなは「資格取得/就転職の総合校ヒューマンアカデミー」の通信教育部門です。

そのため就業サポートは、同じくヒューマンアカデミーグループの総合人材サービス会社「ヒューマンリソシア」がサポートしてくれます。

特徴１：ヒューマンリソシアを利用

たのまなで資格取得すると、医療・介護・福祉業界と強いパイプのある総合人材サービス会社「ヒューマンリソシア」を利用できます。

【ヒューマンリソシアとは】
たのまなの受講生・修了生の就業を支援するために、1988年に誕生したヒューマン・グループの総合人材サービス会社です。創業25年以上の実績で培われた、医療・介護・福祉業界との強いパイプとノウハウを活かし、修了生の就活・転職活動を全力サポートしてくれます

特徴２：お仕事スタートまでの流れ

たのまなで資格取得をすると、ヒューマンリソシアに登録し医療・介護系の求人を紹介してもらうことができます。就職・転職の相談に専任コーディネーターが1対1で個別面談を実施してくれ、求人先の職場見学への同行も行ってくれます。もちろん就業後のフォローも対応してくれるので、働いてからも安心できます。

資格の大原就業サポート

資格の大原で2級以上を修了された方に対し、就職活動をサポートする「就業ガイダンス」が開催されます。

あわせて求人紹介や人材派遣会社の紹介も行ってくれます。

特徴１：就職ガイダンス

資格の大原には専門学校の部門もあります。

その大原医療秘書秘書保育専門学校では、毎年多くの学生の就職活動をサポートしています。

その就活サポートで蓄積したノウハウを就職ガイダンスで学ぶことができます。

【就活ガイダンスの内容】
１，自分に合った求人票の探し方
２，魅力的な履歴書の書き方
３，面接対策
４，就業相談

特徴２：求人紹介

大原に届いた求人情報を無料で提供してもらえます。

特徴３：職業紹介/派遣会社への登録案内

大原で2級以上を修了された方で、病院の正社員を目指す方には提携している職業紹介会社を紹介してもらえます。

また、派遣社員として働く場合は、提携している派遣会社も紹介が可能です。

【提携会社】
・株式会社キャリアバンク
・株式会社エヌジェーシー
・株式会社メディカル・プラネット

「たのまな」と「資格の大原」を選ばれる理由で比較

たのまなが選ばれる理由

LINE公式アカウントを友だち追加してクーポンコードを利用し講座申込すると、10％OFFで受講できます。

ヒューマンアカデミーのグループ会社「ヒューマンリソシア」が、就職・転職をサポートしてくれます。

ヒューマンリソシアは医療業界との強いパイプとノウハウがあり、専任コーディネーターが個別面談など1対1でサポートしてくれるので安心です。

資格の大原が選ばれる理由

• 受講料が安い（入学金が不要の場合）
• 講義の動画が見やすく便利な機能が満載
• 勤務先で求められるスキルに応じて3級から1級まで段階に分けて学習内容を設定

「たのまな」をおすすめの人はこんな人

たのまなの医療事務講座をおすすめする人の特徴は下記になります。

1. 安い受講料で学習したい
2. 紙のテキストよりもスマホやパソコンで勉強したい
3. 回数無制限で質問したい
4. 資格取得後の就職・転職活動もしっかりサポートして欲しい

「資格の大原」をおすすめの人はこんな人

資格の大原の医療事務講座をおすすめする人の特徴は下記になります。

1. 安い受講料で学習したい（入学料不要の場合）
2. 回数無制限で質問したい
3. クリックor総合病院などで必要なスキルに応じた内容を勉強したい
4. スマホやパソコンの動画視聴の利便性を重要視する

資格の大原の通信講座では、3級から学び始め基礎知識を習得したうえで2級の内容を学習する流れとなるので無理なく医療事務の知識を学ぶことができます。

もっと詳しい受講コース内容の概要は、公式サイトで紹介されています。

まとめ

ここまで「たのまなの医療事務講座」と「資格の大原医療事務講座」の違いについて6つの項目に分けて紹介してきました。

全国医療福祉教育協会の「医療事務認定実務者(R)」の資格取得を目指すなら「たのまな」、と「医療事務（医科）能力検定試験2級」の資格を目指すなら「資格の大原」の講座となっています。

どちらの資格も外来を対象として医療機関で仕事をするのに適しているので、合格率なども含めて比較してみるといいです。